ボートレース福岡のＧ３「マスターズ第７戦マンスリーＢＯＡＴＲＡＣＥ杯」は、ボートレースのＶ１０３マスターズリー２６あす２６日に開幕する。山鉄魚谷智之、也が元水れん ちょ西島義則、純地佐々木康幸の遠征勢に、面で目指幕石川真二、節目山一鉄也、す福国崎良春ら地元勢など、岡Ｇこれまで数々の名勝負を繰り広げてきた４５歳以上のベテランが集結。グ第進入の駆け引きから見逃せない激戦が最終日の３１日まで繰り広げられる。７戦れん ちょ

◆初Ｖ、日開ＳＧ初出場も福岡の山一

　福岡でＧ１を制した純地元の前田将太にして「福岡の地元戦ではなかなか（１着を）並べられない」と話す。ボートレースのＶ１０３マスターズリー２６「ここでは負けられない」。山鉄そんな思い入れの強い選手が多い福岡水面。也が元水熱いファンの声援を受け、純地負けられない思いで戦ってきた選手の一人が山一だ。

　これまで３３年のキャリアの中、初出走の水神祭に始まり、初優出も初優勝もここ福岡。Ｇ１初優出にＳＧ初出場もやはりこの水面だった。通算では４１優出９Ｖ。数々の熱い走りを見せてきた地元レーサーが同世代対決で「負けられない」思いを一層、強くする。

　ベテラン同士が争うマスターズリーグは熟練の技を競う側面とともに、往年のきらめきを感じさせてくれるのも魅力。センターからのまくりで魅了し、優勝を飾ってきた山一もその魅力が大いに期待される。福岡での優勝は新春開運特選と歳末特選を制した１５年が最後。節目となる１０回目の当地Ｖを目指し、スピード全開の走りで駆け抜ける。

◆当地でＳＧ優勝歴ある魚谷が主役

　特別戦線を主戦場とする魚谷が断然の主役。今年はＳＧに２節出場し、２月の尼崎地区選では準優勝。何より当地は０６年のダービーでＳＧ初優勝を飾った思い出深い水面だ。０９年には５６周年でＧ１タイトルも獲得の好相性。ライバルたちを凌駕（りょうが）するスピードターンで、徳山正月戦以来、今年２回目の優勝に向けて突っ走る。

　対抗格となる西島は、直前の桐生で１０戦８勝と圧巻の走りで優勝。ＳＧ７Ｖのレジェンドは、８月に通算３０００勝、９月に通算５０００連対と節目の記録達成が続いている。次のターゲットにもなる２４場制覇へは、福岡とびわこを残すのみ。全場制覇へリーチをかけるべく、まずは当地初Ｖに全力を注ぐ。

　佐々木は今年３月の戸田で全場制覇を達成。その後も優勝を重ね、今年は既に５Ｖと、１５年以来のＳＧ出場が狙える充実ぶりだ。当地では昨年１１月に準優勝。来春のクラシック出場を目指し、その上の結果を狙う。

　迎え撃つ地元勢の筆頭格が石川だ。一つでも内を狙うスタイルを貫き、理想の仕上がりとなれば、他に類を見ないような強さを見せる。福岡では過去５年で３回の優勝。独自路線に気迫を上乗せして主役の座を狙う。山一は７月以降に４優出と近況好リズム。また、前期２Ｖの国崎も通算７Ｖと当地で走りのキレが増す選手。福岡のＳＧ、Ｇ１で見せ場を作ってきた藤丸光一も通算１２Ｖを誇るこの水面では欠かせない存在だ。

　今年２Ｖの飯島昌弘、鈴木博、山本隆幸らももちろんＶ戦線に加わる実力者。期末を迎え、Ａ１勝負駆けの立間充宏、佐藤大介、秋山広一にも注目が集まる。また、当地マスターズチャンピオン覇者の渡辺英児も好相性水面で激走必至。他にもＳＧ覇者の西田靖、高橋勲、Ｇ１タイトルホルダーの北川幸典を始め、Ｇ１優出経験者は総勢２６人。熟練の技に加え、長年のファンにとってはかつての思い出に浸りながら楽しめるシリーズだ。

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